大物外国人バレット先発 トップリーグに世界的スーパースターが登場

 ラグビー・トップリーグ(TL)が20日、開幕する。国内での公式戦は約1年ぶり。今季もコロナ禍の影響を受け、当初の予定より1カ月遅れでの開幕で大会方式も試合数を減らす形で変更。今季の注目は各国代表として19年W杯でも活躍した大物助っ人だ。ニュージーランド代表SOボーデン・バレット(29)など世界的スーパースターが参戦し、新リーグ移行前、最後のTLを盛り上げる。

 今季はこれまでにないほどの大物外国人選手がTLでプレーする。サントリーでは、2度年間最優秀選手に輝いたニュージーランド代表SOバレットが先発。「予期せぬことが起こる中で、いかに上手く対応していくかは常に準備している」と開幕延期も問題なく、「目標は優勝」と宣言している。

 そんなバレットが対戦したいと挙げたチームの神戸製鋼には、同じくニュージーランド代表84キャップのFBベン・スミス(34)、同50キャップのSOアーロン・クルーデン(32)が加入し、ダン・カーターが抜けた穴も埋まっている。

 19年W杯日本大会で日本の相手として立ちはだかった選手も加入。NTTコミュニケーションズではスコットランド代表SHグレイグレイドロー(35)がスタメンに名を連ねた。NTTドコモには準々決勝日本戦で2トライを奪い、優勝に貢献したWTBマカゾレ・マピンピ(30)が加わった。

 マピンピは開幕戦こそメンバーを外れたが、同じNTTドコモでニュージーランド代表69キャップのSH、TJ・ペレナラは先発する。

 パナソニックにもイングランド代表45キャップのロック、ジョージ・クルーズ(30)、ウェールズ代表29キャップのCTBハドレー・パークス(33)が加わり開幕戦でスタメンとなった。

 トヨタ自動車では、オーストラリア代表フランカーのマイケル・フーパー(29)が、開幕戦でリザーブに入った。先発するオールブラックスだったナンバー8キアラン・リード(35)との共闘に期待が膨らむ。

◆開幕カード

2月20日

 NTTコミュニケーションズ-ホンダ(13時、東京・夢の島)

 パナソニック-リコー(14時、東京・秩父宮)

 クボタ-サニックス(14時、千葉・成田中台陸)

 トヨタ自動車-東芝(14時、愛知・パロ瑞穂ラ)

 神戸製鋼-NEC(14時、大阪・花園)

2月21日

 キヤノン-NTTドコモ(14時、東京・Gスタ)

 三菱重工相模原-サントリー(14時、神奈川・ギオンス)

 日野-ヤマハ発動機(14時、大阪・花園)

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