東京五輪、仏でも開催反対6割 コロナ禍では「スポーツは二の次」

 フランスの民放ラジオRTL(電子版)は1月31日、今夏の東京五輪について同国内で実施した最新の世論調査の結果を発表し、予定通りの開催を望むかとの質問に60%が「いいえ」と回答した。RTLは、コロナ禍におけるスポーツは国民にとって「二の次で、感染リスクを正当化するものではない」と反対派の多さを指摘した。

 開催可否を巡っては「確実に開催されない」(17%)と「恐らく開催されない」(52%)の合計が69%を占めた。パリが招致に成功した24年大会に東京開催を延期し、パリが28年を開催する案に62%が賛成。調査は18歳以上の1005人を対象にインターネットで行われ、546人はスポーツ愛好家だった。

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