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ペースメーカー川内優輝が異例の完走 記録は公認、108回目のフルマラソン完走に

 「大阪国際女子マラソン」(31日、長居公園)

 東京五輪代表の一山麻緒(23)=ワコール=が大会記録の2時間21分11秒で初優勝を果たした。今大会は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、大会史上初の周回コースで開催。海外招待選手がいない中で高速化を狙うため、男子の川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=らがペースメーカーを務めた。

 一山をけん引した川内が、ペースメーカーとしては異例の完走を果たした。大会事務局によると、記録は2時間21分58秒で公認される。川内にとっては108回目のフルマラソン完走となる。

 中盤以降、一人旅の一山に何度も声をかけ、献身的に励ました川内。予定の40キロを過ぎてもヤンマースタジアム長居に入るまで岩田勇治(三菱重工)とともに一山を引っぱり、最後は右手を掲げてゲキを飛ばして仕事を終えた。通常は予定距離を走ったペースメーカーはそこでレースを外れるが、川内は走り続け、一山と前田の間にゴールした。

 レース後は「一山選手が粘ってくれて、最後はペースを戻してくるような走りをしてくれた。日本記録にはならなかったが、よかったなと思います」とコメント。「私もまだまだ頑張らないといけないと思う。苦しくなった時に粘るという心の強さが必要。貴重な体験をさせてもらいました」と刺激を受けた様子だった。

 今大会には川内の妻・侑子(あいおいニッセイ同和損保)も出場し、2時間40分22秒で16位だった。

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