九重部屋で新たにコロナ感染者 元大関千代大海の九重親方ら5人

 「大相撲初場所・9日目」(18日、両国国技館)

 日本相撲協会は18日、九重部屋(東京都墨田区)で新たに師匠の九重親方(元大関千代大海)、幕下以下力士4人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。力士4人は19日から入院し、師匠は当面、入院はせず、症状を見て判断する。

 同部屋では初場所前日の9日に幕内千代翔馬、十両千代鳳、幕下以下力士3人の計5人の感染が判明。大相撲初場所(1月10~24日、東京・両国国技館)は同部屋所属力士27人全員が全休となった。

 電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)によれば、今回、陽性が判明した力士4人は前回の5人とは別の力士という。

 18日朝、同部屋で症状を訴えた者がおり、師匠、幕下以下力士8人、部屋住みの行司1人の計10人がPCR検査を受検した。芝田山部長(元横綱大乃国)「あとの者は陽性なのか陰性なのか分からない」と、さらに増える可能性もある。

 最初の感染判明から1週間以上たっての感染。「その時は感染していなくてもウイルスが数日後に出るということ。陽性者の出た部屋を部屋単位でロックアウトという形をとり、全員を全休としたことは対応としては良かったということ」と同部長は説明。協会は出稽古を禁止しており、他部屋との接触はなく、開催中の初場所への影響はないとの認識を示した。

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