大栄翔が8連勝 正代、明瀬山敗れ1敗不在 明生、霧馬山も2敗 貴景勝は6敗目

輝(手前)をとったりで下し、土つかずで勝ち越しを決めた大栄翔=両国国技館(撮影・佐藤厚)
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 「大相撲初場所・8日目」(17日、両国国技館)

 1敗のかど番大関正代(時津風)は小結御嶽海(出羽海)と対戦。寄り切りで敗れ、2敗目を喫した。

 立ち合いの突っ張りあいから、もろ差しにされる不利な体勢になると耐える展開。いなして巻き替えたが、前に出る相手の圧力にじりじり下がり土俵を割った。9日目は前頭4枚目の玉鷲(片男波)と対戦する。

 三役以上を総ナメする7戦全勝で中日を迎えた前頭筆頭の大栄翔(追手風)は、同6枚目の輝(高田川)と対戦。攻め込まれながら逆転のとったりで下し、8戦全勝で勝ち越し一番乗りを果たした。9日目は同2枚目の宝富士(伊勢ケ浜)と対戦する。

 7日目に今場所初黒星を喫した前頭16枚目の明瀬山(木瀬)は連敗を喫した。

 大関貴景勝(常盤山)は玉鷲と対戦。立ち合い下から突き上げて攻勢に出たが、玉鷲にいなされて体勢不利に。そのまま押し込まれると後ろ向きになり、送り出されて6敗目を喫した。

 中日を終えて全勝は大栄翔、2敗に正代、明生(立浪)、霧馬山(陸奥)、明瀬山の4人となった。

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