NBA・八村塁 10得点9リバウンド 好調サンズから金星で最下位脱出

 サンズ戦で攻めるウィザーズの八村塁(8)=ワシントン(NBAE提供・ゲッティ=共同)
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 「NBA、ウィザーズ128-107サンズ」(11日、ワシントン)

 ウィザーズの八村塁は先発で28分22秒プレーし、10得点、今季最多の9リバウンド、同最多タイの3アシスト、1ブロックを記録した。チームは西カンファレンス2位と好調のサンズに大勝して今季ホーム初勝利。シーズン3勝目(8敗)を挙げ、東カンファレンス最下位を脱出した。

 7試合連続でスタメンに名を連ねた八村は第1クォーター(Q)4分にトップの位置でパスを受けると、積極的に切り込んで左手で豪快なランニングフックシュートを成功。同5分には速攻からゴール下でファウルを受け、フリースローを2本沈めた。第1Qは8分21秒のプレーで4得点、4リバウンド。第2Qは残り3分52秒からコートに立ったが、得点はなかった。

 第3Qはフル出場で4得点。開始2分にエンドライン右からショットクロックぎりぎりのタイミングで難しいジャンプシュート成功。同残り2分には左ミドルポストから1対1で巧みなステップでファウルを受けながらシュートを決めた。第4Qではサンズの9年目ベテラン、クラウダーとのワンオンワンで左手でドライビングフックを沈め、3戦連続、今季7試合で6度目の2桁得点に乗せた。

 チームはPGウエストブルックとCブライアントの2人の主力をけがで欠きながら課題のディフェンスで奮闘。第1Qを29-14で圧倒すると、第2Qには一時32点差をつけて前半を68-42で折り返す。防御でサンズのFG成功率を35・7%に抑えると、リーグ得点王のビールが17得点、八村の控えベルターンスが5本連続で3点シュートを沈めて15点をたたき出し、チームを勢いづけた。

 後半に入ってもウィザーズはサンズの反撃を許さず。八村は第4Q残り7分51秒でお役御免。ビールはチーム最多の34得点、ベルターンスが18得点と続いた。

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