体操男子ユース五輪5冠・北園丈琉 東京五輪で個人総合&団体Vへ「達成」書き初め

 体操男子で、2018年ユース五輪5冠の北園丈琉(18)=大阪・清風高=が6日、大阪市内の高校で公開練習を行い、新年の誓いを立てた。20年12月の全日本選手権では史上最年少優勝こそならなかったが、堂々の2位。東京五輪代表入りへの可能性を示した。この日、挑戦した書き初めでは「達成」と記し、「東京五輪で個人総合と団体での優勝を達成できるようにという思いを込めました」と言ってのけた。

 全日本決勝のスコア87・598点は世界でもメダル争いが可能な得点。全日本以降も体力トレーニングに励みながら、床の大技リ・ジョンソンや、鉄棒の屈伸コバチなどの習得に取り組み、難度アップに挑戦している。伸び盛りの18歳は「五輪が延期になったが、自分は実力が上がっている最中。金メダルを獲るチャンスが増えた。必ず代表に入りたい」と力強く語った。

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