コロナで応援制限は天理大に“追い風” 松岡主将「アウェーの雰囲気なくなる」

 初の大学ラグビー日本一を狙う天理大が大学選手権決勝・早大戦(11日・国立)に向けて6日、天理市内で練習を公開した。新型コロナウイルス対策で声を出しての応援が制限される中、フランカー松岡大和主将(4年)は「アウェーの雰囲気もなくなる」と追い風に受け止めた。

 松岡は「『メイジコール』がすごかった」と2年前の明大戦を思い返す。有利の予想の中、天理大は17-22で準優勝に終わった。

 今回、会場練習は行われず、天理大は新国立競技場では初の試合となる。前回覇者の早大がその点では有利だが、「チャレンジャーとして戦います」と力を込めた。

 昨夏、部員63人が新型コロナの集団感染を発生。出場辞退も覚悟した中で、天理市、大学など多くの支援で出場がかなった。小松節夫監督(57)は感謝の気持ちを強調する。「1カ月で活動再開でき、ものすごくありがたく感じている。勝ったら喜んでいただける」と恩返しの日本一を誓った。

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