渡辺康幸氏 創価大10区・小野寺を思いやる「初出場、向かい風、緊張、脱水症状で…」

 箱根駅伝で3度区間賞の実績を持つ早大OBの渡辺康幸氏が4日、日本テレビ系「スッキリ」に生出演。駒澤大が優勝した箱根駅伝を振り返り、10区で逆転された創価大・小野寺勇樹(3年)を思いやった。

 創価大は初の往路優勝を飾り、9区まで首位キープ。3分19秒差をつけ、夢の総合初制覇が目前に迫っていたが、小野寺が区間20位と沈み、残り2キロで逆転された。

 2、3日とテレビ解説も務めていた渡辺氏は小野寺について「彼は初出場。駅伝の経験はなく、駅伝は単独走になりますし、向かい風が強かった。過緊張となり、脱水症状も生まれ、本来の走りができなかった」と分析。

 ただ、2位と大躍進したことを高く評価し、「今年は創価大学が10区の21キロまで先頭を走り、素晴らしかった。9区までブレーキもなかったですし、選手ひとりひとりが力を発揮しました。アンカーの小野寺君も力を発揮しましたし、ゴールもしていますので、彼を責めないでほしいなと思います」とうなずいた。

 優勝した駒沢大についても「駒沢大は選手ひとりひとりが力を発揮した。(来年以降)3連覇は最低できる。他の大学も強いが、3連覇できる戦力はある」と絶賛した。

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