カネボウがニューイヤー駅伝を辞退 チーム関係者2人が新型コロナ陽性
「ニューイヤー駅伝」(21年1月1日、群馬県庁前発着)
カネボウがチーム関係者に新型コロナウイルス感染症の陽性者が出たことを受け、辞退を申し入れてきたことを、主催の日本実業団陸上競技連合が発表した。辞退は承認され、36チームで大会が開催される。
発表によると、チームが会場の群馬に入る前に陽性が確認されたという。
大会要項では、開幕3週間前の時点以後にチーム関係者に陽性者が確認された場合は、陽性者と保健所が濃厚接触者と認定した以外の競技者・監督・コーチでチームを編成できる場合は、出場の是非は各企業の判断を尊重することとしていた。
今回は、辞退を選択したカネボウの判断を大会側も尊重した形になった。
カネボウでは、まずチーム関係者に1人陽性者が出たことを受け、PCR検査を実施し、他に1人の陽性が確認されたという。1人目の陽性者に対して、1人の濃厚接触者が認定されているとしている。




