V候補の京都成章が129得点完封で初戦突破 辻野主将「目標は日本一」高校ラグビー
「全国高校ラグビー・1回戦、京都成章129-0米子工」(27日、花園ラグビー場)
全国高校ラグビーの第100回大会が27日、東大阪市の花園ラグビー場で開幕した。
優勝候補の一角である京都成章(京都)が、米子工(鳥取)相手に129得点を奪い圧勝。開始1分でCTB小林典大(2年)が中央付近にトライを決めると、その後も数分単位でトライを連発。SO大島泰真やCTB倉田渉(ともに2年)らが中心となって点を重ねた。大島、小林修市のゴールキックの精度も光った。
近畿大会から先発メンバーを大幅に変更したが、「スターターとリザーブの差がない。誰が出てもいい動きをしてくれるので、そこがうちの強みです」という湯浅監督の期待通り、全選手が各々の力を発揮した。
後半途中からFBで出場した辻野隼大主将(3年)は、「まずは初戦無事に勝ててよかったですが、目標は日本一なので一戦一戦勝ち上がっていくだけです」と30日の早実戦へ気を引き締めた。