柔道の中矢力が引退、晴れやかに ロンドン銀、寝技が代名詞

 柔道男子73キロ級で2012年ロンドン五輪銀メダルの中矢力(31)=ALSOK=が17日、オンラインで現役引退の記者会見を開き「柔道を続けて26年間でたくさんの経験ができた。感謝の気持ちでいっぱい」と晴れやかな笑顔で語った。

 愛媛県出身の中矢は愛媛・新田高、東海大で力をつけた。代名詞の寝技や背負い投げを武器に、世界選手権は11、14年と2度制覇。最も印象に残る試合には惜敗したロンドン五輪決勝を挙げ「頭が真っ白になって、自分の柔道ができなかった」と明かした。

 大野将平(旭化成)との代表争いに敗れた16年リオデジャネイロ五輪後は81キロ級に転向した。

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