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進むマラソン高速化、もがく川内優輝「うまくいかない」1キロ3分つけず追い上げ不発

19位でフィニッシュした川内優輝=平和台陸上競技場(撮影・高部洋祐)
19位でフィニッシュし、苦しそうな表情を見せる川内優輝=平和台陸上競技場(撮影・高部洋祐)
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 「福岡国際マラソン」(6日、平和台陸上競技場発着)

 新型コロナウイルスの感染拡大により、9カ月ぶりの国内主要マラソンとなった大会が開催された。6年連続11回目の参戦となったプロランナーの川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=は、2時間13分59秒で大会自己最低の19位に終わった。

 上々のペースで流れたレースに、先頭、第2集団に付ききれず、苦しい展開に。一時は43位まで順位を落とした。最後はいつものように苦悶の表情で追い上げてゴールしたが「こういう状況の中で開催してもらったのに、申し訳ない結果」と、うつむいた。

 先頭集団は1キロ2分58秒、第2集団は1キロ3分に設定されていた。川内は5キロを15分ちょうど、5~10キロを15分1秒で入ったが、その後ペースダウン。10~15キロで15分42秒となり、ついていけなくなった。

 ナイキの厚底に代表されるシューズの進化もあり、高速化が顕著な近年の長距離、マラソン界。川内もスピード強化に取り組んではいるが、主要大会では序盤に集団から離され、持ち味の驚異的な粘りが不発に終わるレースが目立っている。「本当にここ数年と同じような感じで、1キロ3分(のペース)で、10キロで余裕がなくなってしまう。スピード改善に努めてはいるけど、うまくいかない。中盤までついていければ粘りを発揮できるけど、10キロで離れてしまっては厳しい」と、吐露した。

 自身がギネス記録に認定されている2時間20分以内の完走は99回になったが「それは当たり前」。下旬の防府読売マラソンで100回目の期待が懸かる。「次で100回。2週間で立て直して、100回目をいい形にしたい」と、自らに言い聞かせるように話した。

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