瀬古リーダーに男子マラソン隆盛の予感「5~6年は大丈夫」「相沢くん、早くみたい」

 「福岡国際マラソン」(6日、平和台陸上競技場発着)

 青学大出身の吉田祐也(23)=GMO=が、自己ベストを大幅に塗り替え、2時間7分5秒で2回目のマラソン挑戦で初優勝した。日本歴代9位に並ぶ記録。なお、新型コロナウイルスの感染拡大により、9カ月ぶりの国内主要マラソンとなった。

 日本男子マラソンの黄金期がやってくるのか。東京五輪代表の服部勇馬(トヨタ自動車)が欠場となったが、24年パリ五輪へ期待をもたせる結果となった吉田や、五輪補欠の大塚祥平(九電工)も2時間7分台をマーク。層の厚さを示す結果に、日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「男子は5~6年は大丈夫だね」と、うなずいた。

 4日に行われた日本選手権長距離の1万メートルでは相沢晃(旭化成)が27分18秒75の日本新記録をマーク。上位3位までが従来の日本記録を更新する内容だった。「はやく相沢くんのマラソンも見てみたいよね」と、胸を弾ませていた。

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