ラグビー7人制日本代表が有観客で紅白戦 東京五輪への選手選考も兼ねる

 ラグビー7人制男女の日本代表候補が29日、埼玉・熊谷ラグビー場で東京五輪への選手選考を兼ねた有観客での紅白戦をそれぞれ2試合ずつ行った。男子は3月、女子は2月以来の実戦となった。男子代表の岩渕健輔ヘッドコーチ(HC=44)は「こういう貴重な環境で試合ができたことはよかった。選手達は、前向きなパフォーマンスをしてくれた」と喜びを語った。

 2試合を通して5トライとアピールしたバックスの本村直樹(28)=ホンダ=は「自分達も試合を楽しみにしていて、面白いゲームができた」と手応え十分だった。自身もトライを決めるなど攻守に躍動したバックスの加納遼大(28)=明治安田生命=は「練習から積極的にアタックしたことで自信を持って試合に臨めた」と状態の良さに胸を張った。

 ただ、コロナ禍により来春開催予定のワールドシリーズ(WS)に出場できるかが定まっていないことからも今後のメンバー選考の日程は不透明な状況だ。岩渕HCは「国内での強化となったら、急激に絞ることは難しい」とし、「12月の段階ではなんらかの形で発表したい」と話した。

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