明大、逆転勝ちで連覇へ望み 田中監督「らしさ出せた」

 「ラグビー・関東大学リーグ、明大39-23帝京大」(22日、秩父宮ラグビー場)

 対抗戦は1試合が行われ、明大が4勝1敗同士の対決となった帝京大に39-23で逆転勝利し、早大との最終戦(12月6日)に2連覇の可能性を残した。帝京大は2敗目(4勝)で優勝はなくなった。リーグ戦は2試合が行われ、法大が関東学院大に33-6、中大は専大に21-10で勝った。

 明大が昨季王者の意地を見せた。4勝1敗同士の対決で逆転勝ち。対抗戦2連覇の可能性を最終戦に残し田中監督は「どっちが勝ってもおかしくなかった。後半にスクラムやモールで明治らしさを出せた」と強敵からの白星に胸を張った。

 先制トライを奪われて失点を重ね、序盤は最大16点のリードを許した。それでも、ナンバー8箸本主将(4年)が「前半の入りは悪かったが、焦りはなかった」と振り返るように後半に本来の力を発揮。後半4分にSH飯沼(3年)の逆転トライから3連続トライで最後は圧倒した。

 12月6日の早明戦勝利が、18度目の優勝への条件。指揮官は「特別なことはない。小さなことを積み上げていくだけ」と最終戦へ静かに闘志を燃やした。

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