23歳・トゥクタミシェワが存在感 完璧3Aで2位発進 フリーの4回転は回避予定

 「フィギュアスケート・ロシア杯」(21日、モスクワ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、昨年のGPファイナル女王のアリョーナ・コストルナヤ(17)=ロシア=が78・84点で首位発進を決めた。元世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワ(23)=ロシア=が74・70点で2位、昨季のGPファイナル3位のアレクサンドラ・トルソワ(16)=ロシア=が70・81点で3位につけた。昨季のGPファイナル2位のアンナ・シェルバコワ(16)=ロシア=は肺炎のため欠場した。

 新SP「スパルタクス」で挑んだトゥクタミは、冒頭でトリプルアクセルを成功。完璧な内容で、2・4点の加点を引き出した。続く3回転フリップで着氷が乱れたが、最後の3回転ルッツ-2回転トーループはしっかりと決めきった。

 10代の選手が台頭する中で、存在感を示し続ける23歳。練習では4回転トーループも成功させているが、タス通信によると、今回のフリーでは回避する予定だという。

 今季のGPシリーズはコロナ禍で世界各国において渡航や入国が制限されていることから、各大会とも開催国の選手、開催国で定期的に練習している選手などに参加を限り、1人1大会出場で変則的に実施される。審判も開催国の審判のみとなるため、得点は参考記録となる。

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