柔道五輪代表の渡名喜風南、引退のライバル近藤亜美に感謝「強くしてくれた」

 柔道女子48キロ級で東京五輪代表の渡名喜風南(25)=パーク24=が18日、オンラインで取材に応じた。同学年のライバルで、リオデジャネイロ五輪銅メダルの近藤亜美(25)が10月に現役を引退したことを受けて、「近藤選手は高校生の時から常に自分が(背中を)追い続ける立場だった。自分を強くしてくれた1人だと思う。近藤選手の存在で、今自分はここ(五輪代表)までこられた」と感謝の言葉を述べた。

 近藤は高校時代から第一線で活躍。13年インターハイ決勝は渡名喜を破って優勝している。19歳で出場した14年世界選手権で金メダルを獲得し、16年リオ五輪出場を果たすなど同世代をリードする存在だったが、今年10月に引退を表明した。

 一方、渡名喜は17年に初めて世界選手権に出場すると、いきなり金メダルを獲得。18、19年の世界選手権も銀メダルを獲得するなど代表争いでトップを守り続け、東京五輪切符を勝ち取った。

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