貴景勝、強烈はたきで初日から6連勝 一人大関の責任も「集中していくだけ」
「大相撲11月場所・6日目」(13日、両国国技館)
9場所ぶり再入幕の千代の国が小兵の炎鵬をはたき込みで一蹴し、自身最長の初日から6連勝で首位を守った。“一人大関”となった貴景勝、小結照ノ富士も全勝をキープし3人がトップで並ぶ。1敗で平幕宝富士、竜電、志摩ノ海が追う。
大関以上でただ1人出場の貴景勝は輝を押し込んでから、強烈なはたきで倒した。過去2勝3敗の相手を問題にせず、初優勝した18年九州場所以来2年ぶり初日から6連勝。「やってきたことが出るので集中していくだけ」とうなずいた。出場最高位の責任はもちろんあるものの「まだ6日目。その日の自分の相撲しか考えない」と集中を高めた。