貴景勝、意地の5連勝!大栄翔を圧倒 正代休場でラスト大関も「自分は自分」

 「大相撲11月場所・5日目」(12日、両国国技館)

 大関以上でただ一人出場の貴景勝が番付の威厳を死守した。結びで大栄翔を立ち合いから圧倒し、突き出して昨年秋場所以来の無傷5連勝。「集中して自分の攻めをしようと思った。一生懸命、自分の相撲を」と連日、同じ言葉を繰り返した。

 正代同様、自身も新大関場所で負傷し休場。「ケガするのは仕方がない。休みたくて休んでいない」と、悔しさはよく分かる。

 ただ、「自分は自分。人のことは考えず、その日の一番、それだけを考えている。人のことを考える余裕はない。後悔しない相撲を取る」と2年ぶりV2へ気持ちは不変だ。

 千秋楽まで毎日、結びの一番を務めることになり場所を締める責任は増すばかり。八角理事長(元横綱北勝海)は「全部背負うとなかなか難しい。自分の相撲に徹すること」と期待した。

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