貴景勝5連勝 正代休場で大関以上で出場ただ1人…貫禄見せる 照ノ富士も全勝

 大栄翔を突き出しで破り5連勝の貴景勝(撮影・金田祐二)
 正代の休場で阿武咲の不戦勝を伝える(撮影・園田高夫)
 懸賞金を忘れた玉鷲(右)を呼び止める木村晃之助(撮影・園田高夫)
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 「大相撲11月場所・5日目」(12日、両国国技館)

 大関・貴景勝(千賀ノ浦)は大栄翔(追手風)と対戦。

 激しい当たりから、回転の速い突っ張りを繰り出して前進。まったく問題にせず一気に突き出した。

 この日から大関・正代(時津風)が休場。大関以上ではただ1人出場という事態にも貫禄を見せた。

 6日目は輝(高田川)と対戦する。

 小結・照ノ富士(伊勢ケ浜)は北勝富士(八角)と全勝同士の対戦。立ち合いから右を差して前に圧力をかけ前進。左の上手もとって体勢有利に。食い止められたところを、つり上げるようにしながらの豪快な上手投げで横転させた。6日目は霧馬山(陸奥)と対戦する。

 5日目を終えて全勝は貴景勝、照ノ富士と前頭14枚目の千代の国(九重)、幕尻の志摩ノ海(木瀬)の4人になった。

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