日本のエース・上野由岐子が139球完投星!ビックカメラ高崎がリーグ連覇王手

 「ソフトボール・日本女子リーグ、ビックカメラ高崎5-4トヨタ自動車」(7日、パロマ瑞穂野球場)

 リーグ2位のビックカメラ高崎が準決勝で同1位トヨタ自動車を5-4で破り、2連覇に王手をかけた。先発した日本代表のエース・上野由岐子投手(38)は139球を投げ8安打4失点、7奪三振の完投勝利。8日の決勝では3位決定戦のホンダ-トヨタ自動車の勝者と対戦する。

 初回、いきなり先頭打者に二塁打を許すなど「いいコンディショニングではなかった」と上野。それでも勝ちきるのがレジェンドの貫禄だ。二回に4点先制の援護を受け「優位な気持ちで投げることができた」。走者を背負いながらも要所を締め、六回のピンチには2者連続三振で小さくガッツポーズした。

 開幕戦で4回6失点を喫したライバルのトヨタ自動車にリベンジを果たした。「(開幕時から)変えたのは力で勝負しないというところ」と、この日は投球の始動に時間をかけたという。「決勝トーナメントの緊迫感は年に一度しか味わえない。これが五輪につながる練習になる。大事に明日の一戦を戦いたい」。リーグ連覇の先には、しっかりと東京五輪を見据えている。

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