ソフトボール・トヨタ自動車19歳・後藤が好投 上野との投げ合い「たくさん勉強」

好投した後藤=神奈川・大和スタジアム=
リーグ初戦に先発した上野=神奈川・大和スタジアム=
リーグ初戦に先発した上野=神奈川・大和スタジアム
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 「ソフトボール・日本リーグ女子、トヨタ自動車10-1ビックカメラ高崎」(6日、大和スタジアム)

 ソフトボールの日本リーグ女子開幕節2日目が行われ、トヨタ自動車の2年目左腕・後藤希友(みう・19)が昨季リーグ優勝のビックカメラ高崎戦に先発。3回1安打1失点とコロナ禍により来日できていないエースのモニカ・アボット(35)不在の穴を埋める好投を見せた。ビックカメラ高崎はエース・上野由岐子(38)が先発し、四回7安打6失点だった。

 後藤は初回に先制本塁打こそ打たれたが、その後は1安打も許さなかった。「全員が助けてくれたので、思い切ってキャッチャーに投げられた」と、野手に感謝する。

 試合前には上野の先発を知り「緊張というかそわそわした」。それでも試合が始まると、「投げれば投げるほど落ち着いていけた」と言葉通りの投球を披露した。19歳年上のベテランとの投げ合いに後藤は「たくさん勉強することもあった」と充実感をにじませた。

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