五輪の聖火展示、金沢でスタート 松本薫さんがランタン設置

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、来夏に延期された東京五輪の聖火の一般展示が7日、金沢市で始まった。歓迎セレモニーでは同市出身でロンドン五輪柔道女子金メダリストの松本薫さんが専用のランタンに入った聖火を持って入場し、設置台に置いた。数メートルの近距離で見学できる。

 セレモニーには、トランポリンの世界選手権で金メダルを獲得し、東京五輪代表に内定した金沢学院大クラブの森ひかるさん、石川県の谷本正憲知事らも参加した。

 展示は石川からスタートし、来年3月16日にかけ、愛媛や大分など14道府県の計73市町村を巡る。総務省が希望自治体を公募、41都道府県が応じた。

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