柔道90キロ級代表の向、体重無差別の全日本選手権初挑戦へ 井上監督「どう挑むか」

 柔道男子90キロ級で東京五輪代表の向翔一郎(24)=ALSOK=が体重無差別の全日本選手権(12月26日、講道館)に推薦枠で初出場する意向であることが5日、明らかになった。天理大での代表合宿でオンライン取材に応じた日本男子の井上康生監督が明かし、「全日本選手権の魅力は無差別の挑戦。軽い階級がどう挑むか楽しみ」と期待を込めた。

 また、全日本選手権に過去2度挑戦している73キロ級代表の大野将平(旭化成)は「ちびっこ(軽い階級)はケガのリスクも考えなければいけない。一ファンとして楽しみにしている」と五輪前年であることも踏まえて見送ることを示唆。100キロ超級代表の原沢久喜(百五銀行)は、同時期に出場を検討している国際大会の状況次第で全日本選手権に出場する意向を示した。

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