サーフィン 前田マヒナが松田詩野、脇田紗良との“V候補対決”準々決勝をトップ通過

準々決勝を終えて笑顔で取材に応じる前田マヒナ=千葉県一宮町の釣ケ崎海岸(撮影・堀内翔)
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 「サーフィン・ジャパンオープン」(2日、千葉県一宮町釣ケ崎海岸)

 来年5月の東京五輪最終予選を兼ねたワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当、エルサルバドル)の出場権を懸け、東京五輪会場で無観客開催された。女子準々決勝では19年ワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当)代表の前田マヒナ(22)が1組を11・30点でトップ通過。同組の脇田紗良(18)は2位で3日の準決勝に進んだ。東京五輪出場権を持つ松田詩野(18)は同組3位で敗者復活3回戦に回った。

 WG出場に向け、前田の勢いが止まらない。今大会は1回戦で男女最高得点をマークするほどの好調で、この日の2回戦も8・17点の高得点を記録。準々決勝は昨年の五輪予選にともに出場した松田、脇田が集結する“優勝候補対決”となり、前田は早々にビックウエーブに乗り、連続技で7・17点。圧巻の試合運びで1位通過し、優勝に弾みをつけた。

 準々決勝の高得点は「2人が左側にいたので、(右側にいた自分が)たまたま乗れた。すごくラッキーでうれしい」。強敵への勝利を笑顔で喜んだ。

 東京五輪に出場するためには、来年5月のWGで7位以上に入り、さらに日本人2位以上になる必要がある。WG出場権は優勝で獲得できる。まずは「2本目の波も4点以上を出したい」と、2本の波乗りの合計点で決まる試合で、高得点をそろえることを誓った。

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