田中刑事は西日本3位 8月に右膝痛め「不安がたくさんあった」

 「フィギュアスケート・西日本選手権」(31日、京都アクアアリーナ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位で、18年平昌五輪代表の田中刑事(25)=倉敷FSC=は、フリー3位の134・05点、合計211・05点で総合3位に入った。優勝はSP2位の山本草太(20)=中京大=で、フリー1位の144・15点、合計221・22点だった。

 8月に右膝を痛めた田中は、4回転を回避。9月の中四国九州選手権では入れていなかったトリプルアクセル(3回転半)は成功させたが、連続ジャンプは2回転にするなど、難度を落として挑んだ。演技を終えると肩で大きく息をした。「練習の段階であまりフルで通せていなくて。不安がたくさんあった」と振り返った。

 12月の全日本選手権(長野)進出は無事決定。「全日本までケガをもっと治したいし、不安を少しでもなくさないと、全日本ではすごく押しつぶされてしまう雰囲気で、戦えないので。不安をなくしてあの舞台に立ちたい。(練習で)いつもの全日本へ向けた追い込みをして、攻める気持ちを全面に出した演技をしたい」と話した。

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