貴景勝 先輩大関の貫禄魅せた 正代と三番稽古「お互いに切磋琢磨」

 大相撲の大関貴景勝(24)=千賀ノ浦=が17日、東京・両国国技館内の相撲教習所で合同稽古に参加し、新大関正代(時津風)と連日の三番稽古(同じ相手と続けて何番も取る)で競演した。12番取って6勝6敗の五分ながら、低く力強い立ち合いで圧倒する内容も多く、先輩大関としての貫禄を見せた。

 「お互いにいい意味で切磋琢磨(せっさたくま)していい」と火花を散らし、稽古場を引っ張っている。

 12勝を挙げた先場所から状態の良さをキープ。11月場所(11月8日初日、両国国技館)に向け「相撲を取れる時にやっていく」と実戦漬けで鍛えていく。「(正代とは)お互い真っ向勝負だから力をつけるためにいい」と充実。18年九州場所以来、2年ぶりV2へ実りの秋だ。

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