室伏長官、性的画像被害に言及 「選手を守る」JOCと連携へ

 スポーツ庁の室伏広治長官は16日、陸上の全国中学生大会の視察で訪れた横浜市の日産スタジアムで取材に応じ、女子選手への性的な撮影被害や画像拡散の問題について「選手を守っていくことが大切。しっかりスポーツ庁としても取り組んでいきたい」と述べ、日本オリンピック委員会(JOC)と積極的に連携していく考えを示した。

 会員制交流サイト(SNS)の普及で被害は悪質化し、トップ選手に限らず中高生など若年層にも広がっている。約20年前から続くとされる問題に、室伏氏は「認識していた」と言及。「選手にとって安心安全な環境を目指し、JOCと歩調を合わせていきたい」と強調した。

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