本田望結 姉妹で東日本進出!真凜のトラブルに「すごいな」「お姉ちゃんらしい」

 「フィギュアスケート・東京選手権」(10日、ダイドードリンコアイスアリーナ)

 女子フリーが行われ、女優業と並行して競技に取り組み、今季シニア初参戦でSP12位だった本田望結(16)=プリンスホテル=は、フリーで79・40点、合計123・31点だった。上位18人が出場権を得る11月の東日本選手権(甲府)への進出は決まった。姉の真凜とそろっての突破が決まった。

 SP9位だった姉の真凜と同組での滑走。直前の6分間練習も“競演”した。冒頭の3回転-2回転の連続ジャンプなど着実にジャンプを決めていったが、後半のルッツ、フリップが1回転に。演技後はやや悔しそうな表情を浮かべたが、目標だった東日本進出が決まり「通過することを考えていた」と、ホッとした様子。東日本を通過すれば、姉妹での全日本出場もかなう。「東日本もお姉ちゃんと戦うことになるけど、お姉ちゃんを意識できるぐらい頑張りたい」と、誓った。

 姉は曲を間違えるというハプニングを乗り越えて突破。望結は違う曲が掛かった瞬間、更衣室の音源をとりにはしったという。ただ、姉はその曲で滑りきった。「エキシビの曲が掛かったみたいで。急いでCDを取りに行ったけど、もう滑り始めた。すごいなって。ハプニングがあるほうが落ち着いて滑れる。お姉ちゃんらしい」と、笑った。

 今大会は12月の全日本選手権(長野)の予選を兼ねており、上位18人が11月の東日本選手権に進む。

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