青山&柴原組、初の4強ならず ストレート負け…青山「強い気持ち足りなかった」

 「テニス・全仏オープン」(7日、パリ)

 女子ダブルス準々決勝で第7シードの青山修子(32)=近藤乳業、柴原瑛菜(22)=橋本総業=組は第14シードのアレクサ・グアラチ(チリ)デシラエ・クラウチク(米国)組に0-6、4-6で敗れ、四大大会で初の4強入りはならなかった。全ての種目で日本勢は姿を消した。

 4強の壁は高かった。青山、柴原組は第1シードを破って勝ち上がってきた好調ペアにストレート負け。ベテラン青山は「クロスラリーをベースに勝負しなければいけなかったが、相手を避けてしまった。自分たちの形で勝負する強い気持ちが足りなかった」と語り、ネットプレーを軸とした戦略を悔やんだ。

 東京五輪を見据え、昨年のペア結成からツアー優勝を積み重ねて日本のエース格に成長。秋の全仏で四大大会初のベスト8入りと着実に進歩を遂げる。柴原は「四大大会でもタイトルを取れるというビジョンはすごく近くに見えてきた」と前向きだった。

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