友野、圧勝にも「話にならない」 相次いだジャンプミス悔やむ

男子フリーで演技を見せる友野一希=大阪府立臨海スポーツセンター(代表撮影)
優勝した友野一希=大阪府立臨海スポーツセンター(代表撮影)
表彰式に登場した(左から)2位の須本光希、優勝の友野一希、3位の櫛田一樹(代表撮影)
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 「フィギュアスケート・近畿選手権」(4日、大阪府立臨海スポーツセンター)

 男子はSP1位の友野一希(22)=同大=がフリー1位の129・14点、合計215・61点で優勝した。友野は、冒頭の4回転トーループで転倒。リズムを崩してその後もジャンプミスが相次いだが、出場選手で唯一200点を超えた完全Vだった。

 友野は「ジャンプが決まらないと話にならない。少し悔しい結果になった」と唇をかんだ。「苦手なSPは勢いよくいったが、両方そろえられないのが自分の弱点。改めて気持ちを入れ直さないといけない」と次々と反省の言葉が口をついた。

 2022年北京五輪を来季に見据えるだけに、初五輪を目指す友野にとっても勝負がかかる。「今季は去年とは違って成長した姿を見せたいし、安定感のある演技を目指している。失敗している場合じゃないし、完成度の高い演技ができるように頑張りたい」と力強く誓った。

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