真凜の“代打”山下真瑚が1位「靴もやわやわでテープぐるぐる」4日前出場決定

演技する山下真瑚(代表撮影)
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 「フィギュアスケート・ジャパン・オープン」(3日、さいたまスーパーアリーナ)

 フリーのみで行われ、女子の個人成績では、右肩脱臼のため欠場した本田真凜に代わり、急きょ出場した17歳の山下真瑚(愛知・中京大中京高)が、126・4点をマークしてトップだった。2位には123・01点の樋口新葉(19)=明大=が入った。

 山下は演技冒頭に予定していた4回転サルコーを回避したものの、3回転ルッツや連続ジャンプなどを決めて観客を魅了。「急に(出場が)決まってビックリしていたけど、何とか(演技を)まとめることができて、みんなと楽しくできて良かった」と声を弾ませた。

 本田の代わりとして出場が発表されたのは4日前。一報を聞いたときは「えって思いました(笑)」と驚いたという。試合に向けた調整もしていなかったため「靴もやわやわだったので、テープをぐるぐる巻きで(対処した)。靴も頑張ってくれた」と明かし、周囲を笑わせた。

 今回は調整不足もあって4回転は回避したものの、「降りられるように練習して、試合でも入れられるようにしたい」と意欲を燃やした。

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