今季好調のケンブリッジ飛鳥10秒28「最後うまく足をさばききれなかった」

男子100メートル(左から)2位のケンブリッジ飛鳥、優勝した桐生祥秀、3位の小池祐貴(撮影・堀内翔)
3枚

 「陸上・日本選手権」(2日、デンカビッグスワンスタジアム)

 男子100メートル決勝が行われ、4年ぶりの頂点を狙ったケンブリッジ飛鳥(27)=ナイキ=は10秒28(向かい風0・2メートル)で2位だった。優勝は桐生祥秀(24)=日本生命=の10秒27。小池祐貴(25)=住友電工=は10秒30で3位だった。

 ケンブリッジは終盤に抜け出したが、桐生の猛追に遭い、わずか0秒01差で優勝を逃した。ここまで桐生とは4レースで一緒に走り、2勝2敗から負け越しに。「最後うまく足をさばけてなかった。これが今の自分の力」と冷静に受け止めた。

 今季は自己ベストを更新するなど、好調が続いていた。それだけに「正直、優勝で終わりたかった。タイムに物足りなさはある」としたが、「表彰台に立てて良かった」とうなずいた。

 来夏には東京五輪が控える。「スタートが良くなった分、全体の走りがまだつかみきれてない。後半をこの冬どこまでつかんでいけるかが、記録を伸ばせるポイント」と課題を語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス