柔道GS東京大会が中止 丸山VS一二三は12月に代表決定戦を予定

 国際柔道連盟(IJF)は22日、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、12月のグランドスラム(GS)東京大会(国立代々木競技場)を中止すると発表した。来夏に延期された東京五輪を控え、より慎重な対応を要するためと強調した。

 同大会が五輪代表最終選考会となっていた男子66キロ級は、同時期に丸山城志郎(ミキハウス)と阿部一二三(パーク24)による代表決定戦を行う方針。全柔連の金野潤強化委員長は「この時期に(中止が)決定したことで2人への影響は最小限。(時期や方式を)大きく変えることは考えてない」と明かした。

 五輪代表は21年1月にカタールで予定されているマスターズ大会を目指す意向。海外勢との実戦機会がないまま五輪イヤーを迎えることになった。

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