柔道、国際大会参加は年明け以降 GS東京中止で

 新型コロナの影響で柔道のグランドスラム(GS)東京大会の中止が決まり、全日本柔道連盟の山下泰裕会長は23日、「万全な形で開催する方向だったので残念だ。ただアスリートを守るという意味ではやむを得ない」と語った。10月にも欧州でGS大会が計画されているが、日本勢の国際大会参加は年明け以降の見通しで、男子66キロ級を除き決定済みの東京五輪代表は海外勢との実戦機会がないまま五輪イヤーを迎えることになった。

 金野潤強化委員長は「残念だが、こういうこともあると想定していた」と受け止めた。代表合宿は年内に再開し、来年1月のカタールでのマスターズ大会出場を目指す意向。

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