休場の白鵬が診断書提出「右膝蓋大腿じん帯損傷、関節内巨細胞腫」鶴竜は腰痛が増悪
「大相撲秋場所・初日」(13日、東京・両国国技館)
休場した両横綱が日本相撲協会に診断書を提出した。白鵬(宮城野)は「右膝蓋大腿(しつがいだいたい)じん帯損傷、関節内巨細胞腫」が病名。先場所、右膝負傷で途中休場し、8月13日に関節鏡視下手術(外側支帯解離、関節内巨細胞腫摘出術)を受けた。「今後3週間のリハビリテーション加療を要する見込み」と、11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)で再起を目指す。
鶴竜(陸奥)は「腰椎分離症の疑い」が病名。「8月頃から腰痛が増悪し、相撲が取れない状態が続いている。腰痛も体動時に著明に増悪し、2週間程度安静加療が必要な状態がある」との診断。師匠の陸奥親方(元大関霧島)は「ここまできたらもう、進退懸けてやらなきゃいけないところまできている」と11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)で進退を懸けることを示唆している。
複数の横綱全員が初日から休場は1983年夏場所の千代の富士、北の湖以来37年ぶりの異常事態で秋場所が始まった。