大坂、7枚目マスクは12歳少年 決勝でも差別に抗議

 【ニューヨーク共同】女子テニスの大坂なおみ(日清食品)が12日、ニューヨークで行われた全米オープンのシングルス決勝で人種差別に対する抗議として、2014年に警官の発砲を受けて死亡した12歳(当時)の黒人少年タミル・ライス君の名前が入ったマスクを着用して入場した。逆転勝ちで2年ぶりに頂点に立った。

 大坂は1回戦から黒人被害者名が入ったマスクの着用を始め、決勝までの試合数に合わせて用意した7枚のマスクを全て披露した。試合後、優勝インタビューで「伝えたかったのは、より疑問に思うということ。人々が議論を始めてくれたらいい」とマスクに込めた思いを強調した。

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