ケンブリッジが自己ベスト10秒03優勝 桐生との直接対決制す「9秒台見えてきて」

 男子100メートルを制したケンブリッジ飛鳥。左は小池祐貴(撮影・高部洋祐)
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 「陸上・ナイトゲームズ・イン福井」(29日、福井県営陸上競技場)

 招待・選抜選手が競う「9・98CUP」の男子100メートルは、桐生祥秀(24)=日本生命、小池祐貴(25)=住友電工、多田修平(24)=住友電工、ケンブリッジ飛鳥(27)=ナイキらが出場。ケンブリッジが予選に続き自己ベストを更新する10秒03の大会新で優勝した。桐生は10秒06で2位だった。追い風1・0メートル。10秒03は末続慎吾と並ぶ日本歴代7位。

 ケンブリッジは「本当に苦しい期間が続いていたので、素直にうれしい」と不振に苦しんだ日々を思い返した。予選、決勝の2レース連続で自己記録を更新。「すごく遠回りしたような気もするけど、本格的に9秒台が見えてきて、全体的によくなっている」と手応えを口にした。

 予選、決勝で連続して桐生との直接対決を制した。「先週のレースで(セイコーゴールデングランプリ)で桐生君が気になってかたくなった。今回は自分のレーンだけに集中して走った」と精神的にも安定していた。来年の東京五輪を見据え「まだ今季レースが残っている。自己ベストを更新して、来年いい走りができるようにしたい」と話した。

 通称「9・98スタジアム」と呼ばれる同競技場では、2017年の日本インカレ男子100メートルで、桐生が日本人で初めて10秒の壁を破る9秒98をマークしている。(記録は速報値)

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