金井大旺が自己ベストで優勝 五輪参加標準上回る13秒27「満足している」

 男子110メートルハードル決勝を制した金井大旺(左)=撮影・高部洋祐
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 「陸上・ナイトゲームズ・イン福井」(29日、福井県営陸上競技場)

 招待・選抜選手が競う「9・98CUP」の男子110メートル障害で元日本記録保持者の金井大旺(24)=ミズノ=が、日本記録に0・02秒差に迫る自己ベストの13秒27(追い風1・4メートル)で優勝。日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)は13秒34で2位。対象期間からは外れるため公認されないが、金井のタイムは来年の東京五輪の参加標準記録(13秒32)を上回った。

 8月23日のセイコーゴールデングランプリ東京(国立競技場)、今大会の予選、決勝と自己ベストを連続して更新した金井は、「満足している。とてもうれしい」と満足げ。「技術的に改善できてきて後半の失速率が低くなっている。このままタイムを上げていきたい」と今後を見据えていた。(記録は速報値)

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