瀬戸大也、約半年ぶりの実践復帰に「合格ライン」早慶対抗戦で東京五輪へ再出発

 「競泳・早慶対抗水上競技大会」(28日、東京辰巳国際水泳場)

 東京五輪代表の瀬戸大也(26)=ANA=が早大OBとして男子200メートル個人メドレーに出場し、1分58秒62の1着でゴールした。大学生とともに泳いだ瀬戸は、開始から一度も首位を譲らず、2位と2秒60の差をつける泳ぎを見せた。

 2月のコナミオープン以来、約半年ぶりの実戦復帰となったレースに瀬戸は、「久しぶりに辰巳に来れてワクワクした。自分としては合格ライン」とうなずいた。

 東京五輪1年延期に伴い、小学5年から指導を受けていた梅原孝之氏から、埼玉栄高時代の同級生の浦瑠一郎氏にコーチを変更するなど試行錯誤している。コロナ自粛期間には練習ができず、体重が3~4キロ増えたといい、8月上旬には精神面で「苦しい日々が続いている」と明かしていた。

 それでも、久しぶりの試合に「さらにスイッチが入る感じがした」。今後は、昨年新設された国際水泳リーグ(ISL)に出場することを明かし、「試合がなくなる前は調子よかった分、一度落として、またここから上げていきたい」と東京五輪へ向けて再出発を図る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス