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朝乃山、新大関優勝ならず…目の前でV見届け「悔しかった」 来場所で「絶対晴らす」

 「大相撲7月場所・千秋楽」(2日、両国国技館)

 単独トップだった元大関の平幕照ノ富士が関脇御嶽海を寄り切って13勝2敗とし、2015年夏場所以来2度目の優勝を果たした。新大関朝乃山は関脇正代を押し出し、12勝3敗で終えた。秋場所は9月13日から国技館で開催される。

 新大関優勝は目の前で消えていった。だが、意地を見せた。土俵下で照ノ富士の勝利を「すごい悔しかった」という思いで見届けた朝乃山。それでも、「自分には千秋楽最後の相撲があったので、そこに集中した」と気持ちを切り替えた。

 右四つから左のおっつけで前に出て、最後は正代の突き落としにも動じず冷静に押し出し。「しっかり自分の相撲を取りきることだけを考えたので、右も差せて、後は落ち着いて攻め切れたと思います」と淡々と振り返った。

 新大関ながら重圧がのしかかった場所。2横綱1大関が休場して13日目には1人大関となった。「大関なので、務め、責任を考えすぎた」と、そこから連敗して自力優勝が消滅。「この2日間、歯がゆい相撲を取っていました。あまり思い出したくないですけど、すごい悔しかった」と自身を責めた。

 結果的には準優勝だが、「優勝したかったですけどそんな甘くないですし、弱いなって思う自分がいます」と笑顔はなし。「最初の連勝しているときはしっかり自分の相撲を取れたんですけど、後半ダメになったのが修正点」と課題を掲げ、悔しさを「絶対晴らしたい」と誓った。

 本人の思いとは裏腹に、伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は「いいんじゃないの。最後まで優勝争いをして、いい成績を残した」と高評価。来場所の綱とりは、「その時にならないと分からない。まずは優勝しないとダメ」と可能性はゼロではない。来場所は笑って終われる千秋楽にする。

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