内村航平 鉄棒専念の理由明かす「どうしても世界一になりたい。負けず嫌い」

 体操男子で個人総合五輪2連覇王者で、来夏の東京五輪へ種目別鉄棒に絞って挑むことを決めた内村航平(31)=リンガーハット=が29日、代表強化合宿での練習後にオンラインで取材に応じた。

 2月に鉄棒専念を決めた。「今でも6種目で狙いたい思いは変わってない。個人総合や団体を諦めたわけではないけど、今の自分が輝ける方法がこれしかなかった」と悩み抜いた末での決断だったことを明かし「今までは結果はついてくるもの、と言ってきた。でもアスリートである以上、世界一になりたい。その思いに今まで支えられてきたんだと思った。今、6種目では代表に入るのがいっぱいいっぱい。どうしても世界一になりたい。結局負けず嫌いなんですよ」と、熱く語った。

 構成はH難度のブレトシュナイダーを組み込む意向を明かした上で「あとは見てのお楽しみ」と、9月の全日本シニア(高崎)でのお披露目を予告。合宿に参加している萱和磨(セントラルスポーツ)が「今、すごいので、あの人」と話す“スペシャリスト内村”が間もなくベールを脱ぐ。

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