白鵬が敗れ初黒星 朝乃山、照ノ富士が1敗で並ぶ 貴景勝はかど番脱出
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「大相撲7月場所・11日目」(29日、両国国技館)
横綱白鵬(宮城野)が小結大栄翔(追手風)に敗れて、1敗に後退した。
足を滑らせ体勢を崩した白鵬。立て直して組み付いたがいなされ不利に。動きよく出てきた大栄翔にそのまま押し出された。幕内8度目の対戦で、2度目の敗戦となった。
新大関の朝乃山(高砂)は輝(高田川)を寄り切って10勝目を挙げた。元大関の照ノ富士(伊勢ケ浜)も勝利したため、1敗は3人になった。
大関貴景勝(千賀ノ浦)は関脇御嶽海(出羽海)を退けて勝ち越し、かど番を脱出した。前日に新大関の朝乃山を破っている相手に対し、貴景勝は一気の出足を披露。相手も何とか残そうとしたが、かまわず攻めて白星をもぎ取った。御嶽海は3敗に後退した。
2敗だった関脇正代(時津風)も敗れて3敗に後退している。