ボクシング女子現役看護師の津端ありさ 池江璃花子の感謝の言葉「やりがいにつながる」

 富山市で強化合宿を行っている東京五輪ボクシング女子の日本代表と同候補が24日、オンラインで取材に応じた。ミドル級の代表候補で現役看護師でもある津端ありさ(27)は、所属する埼玉県所沢市の西埼玉中央病院から休暇を得て参加。「(五輪が)1年延期になったことで、基本的なことを一つ一つ積み重ねていきたい。練習あるのみ」と話した。

 21年の世界最終予選で出場権獲得を目指す一方で、新型コロナの感染拡大で切迫する医療現場にも立ち続けている。23日には五輪1年前セレモニーで、白血病から復帰を目指す競泳女子の池江璃花子が医療従事者へ感謝の言葉を述べた。津端は「感謝の言葉はやりがいにつながる。看護師をやっていてよかったと(仲間と)高め合いながら仕事ができる」と笑顔を見せた。

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