五輪1年前に最多感染者も…小池都知事は開催へ「ご理解が得られるよう、知恵を」

 新型コロナウイルスの影響により、来夏に延期された東京五輪まで、23日であと1年となり、メインンスタジアムの国立競技場から、開会式の時間に合わせた午後8時に、世界に向けたメッセージが発信された。この日、史上最多となる366人の感染者が出た東京都の小池百合子知事(68)も、組織委員会を通じて、コメントを発表した。コメント全文は次のとおり。

 「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開幕まで、本日であと1年となりました。

 新型コロナウイルス感染症対策は、人類共通の課題です。都はこの闘いに引き続き全力を尽くし、安全・安心な大会の実現に取り組んでまいります。また、都民・国民の皆様のご理解が得られるよう、知恵を絞ってコストを抑制しつつ、大会の成功を将来の東京・日本の発展につなげてまいります。

 来夏に向けて練習に励むアスリートや、将来を担う子供たちにとって、東京2020大会は大きな希望です。自治体、地域の皆様も準備を整えてくださっています。

 世界が一丸となってこの難局を乗り越え、人類がその絆をさらに強めた象徴となる、そんな希望溢れる大会を実現し、成功に導けるよう、関係者と手を携えて準備に邁進してまいります」

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