岡沢セオン、故郷で合宿も実家への帰省は自粛 拠点ジムへの支援に恩返し「金」狙う

 東京五輪のボクシング男子日本代表と同候補が21日、合宿地の山形・蔵王坊平でオンライン取材に答えた。山形市出身のウエルター級日本代表、岡沢セオン(24)=鹿児島県体協=は「施設から出ないで合宿を終わろうと思っている」と“巣ごもり”を宣言。故郷での合宿は「すごくうれしい」と言うが、実家は飲食店のため、コロナ禍の風評被害なども考慮し、県外からの帰省を自粛する。

 7月中旬には、練習拠点の鹿児島県鹿屋市のジムが九州豪雨で浸水被害を受けた。「想像以上の被害」と途方にくれたが、日本ボクシング連盟から用具の寄付や、クラウドファンディングでの支援も集まっている。「自分一人ではボクシングができない。恩返しするためにも、五輪で金メダルを狙いたい」と気持ちを引き締めた。

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