八角理事長「最良の感染予防策を講じさせていただきました」厳戒態勢で初日開催

あいさつする八角理事長(左端)=両国国技館(撮影・中田匡峻)
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 「大相撲7月場所・初日」(19日、両国国技館)

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が恒例、初日のあいさつを行った。新型コロナウイルス感染予防のため、今場所は約2500人に入場を制限し、大声を出して声援の自粛を求めるなど厳戒態勢で行われる。

 以下、理事長あいさつの内容。

 「新型コロナウイルス感染症でまた、各地での豪雨によりお亡くなりになられた方々に心よりご冥福申し上げます。加えてウイルス感染された方々と豪雨により被災された方々にはお見舞いを申し上げ、一日も早い回復と復興を祈願いたします。本来、今場所は名古屋での開催ではありましたが、移動や長期滞在でのウイルス感染を勘案し、国技館での開催といたしました。また、感染症の専門家の方々と綿密な協議を行い、最良の感染予防策を講じさせていただきました。また、今場所はみなさまの健康面と安全面をお守りするため、お客さまにはさまざまなことをお願いすることになりますが、ご協力の程をよろしくお願いいたします。全力士は厳しい感染予防を行いながら、毎日の稽古の成果を発揮し、白熱した相撲でみなさまの期待にお応えしたいと思います。今後も協会員は一丸となり、大相撲の伝統文化の継承を、土俵の充実に努力してまいります。なにとぞ、千秋楽まで温かいご支援を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつといたします」。

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