フェンシング太田会長、全日本選手権をライブ配信 決勝では投げ銭導入を明言

 日本フェンシング協会は25日、オンラインで会見を行い、20日に決定した全日本選手権の無観客開催についてABEMAでライブ配信を行い、オンラインでの観戦者数増加に取り組むことを明かした。太田雄貴会長(34)が「新時代の観戦体験を実現していく」と説明した。大会は予選が東京・駒沢体育館で9月17日から19日まで、決勝が場所は未定だが同26日に行われる。

 同大会のコンセプトは「NEW STANDARD」。運営体制や観戦方法、演出などで新しいスポーツ観戦の基準を作っていく。その中でも特に太田氏が強調したのが「オンライン観戦」だ。

 グリーンバックやバーチャル背景の使用、目の錯覚を利用した演出を考えている。また、クラウドファンディングやギフティングシステム(投げ銭)の導入など、オンラインだからこそ可能となる観戦者からの声援を可視化する方法を模索中。特に盛り上がりが期待される決勝ではギフティング(投げ銭)を「確実に導入する」とし、集まった基金は「選手に還元できれば」とした。予選は現在検討中という。

 大会の感染症対策については「専門家とパートナー契約を結ぶ予定。大会前の検温からアフターケアまでできるように考えている」と話した。

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