スケートボードのストリート男子で昨年11月の東京五輪予選今季初戦を制したホープで、左膝の負傷からの復活を目指す18歳の白井空良が17日、東京都内で取材に応じ、来夏の祭典に向け「みんなが応援してくれ、けがする前よりも期待に応えたい気持ちが大きくなった。五輪出場が一番の恩返し」と決意を語った。
2月に左膝の前十字靱帯を断裂し、五輪の延期決定を受けて4月に手術を受けた。回復は順調で膝に装具を付けて歩けるようになり、現在はリハビリに注力する。滑れるのは10月以降の見込みで「今が一番頑張らないといけない時期。前よりもいい体になって復帰できれば」と前向きに話した。